肩甲骨はがしをするとなぜ痩せやすい身体になるのか?
こんにちは。
ゆるりら治療院の大江です。
有り難いことに、僕のお店には
肩甲骨はがしマッサージについてのお問い合わせを沢山頂きます。
僕は肩甲骨周りの筋肉を緩めることの重要性を
以前からずっと考えていて、
自分でも肩甲骨を動かす体操を色々と試しています。
今回はその中でも一番効果がある体操を最後にお伝えしようと思います。
まず、はじめに肩甲骨はがしをするメリットをお伝えします。
・肩こりが楽になる。
・猫背が改善される。
・代謝が上がり太りにくい身体になる。
大きく分けてこの3つです。
では、1つずつ説明していきます。
肩こりが楽になる
以前の記事でもお伝えしましたが、肩甲骨には約20ほどの筋肉が付着しています。
その中でも肩こりに大きく関わっているのが僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋です。
(画像引用元:http://homepage3.nifty.com/olivia/new/scapula/scapula04.html)
特に肩甲挙筋と僧帽筋は肩甲骨から首につながっているので硬くなると頭痛の原因にもなります。
肩甲骨はがしをすることによって、コリかたまったこれらの筋肉は伸び縮みの運動をします。
結果として、血流が良くなり、老廃物が流れ、肩こりが改善されるのです。
猫背が改善される
猫背の姿勢をしてみると分かると思うのですが、背中が丸くなり、腕が前に入ります。
先ほどの絵で言うと、 僧帽筋と菱形筋が伸びたまま硬まっている状態です。
そもそも硬い筋肉には
・伸びたまま硬くなっている。
・縮んだまま硬くなっている。
の2パターンしかありません。
バランスよく伸び縮みを繰り返せば、基本的には筋肉は硬くなりません。
デスクワークが続き、長時間同じ姿勢でいると背中の筋肉が伸びたまま硬くなるのは想像できますよね。
さらに、もう一つ重要なこと。
これは肩甲骨を前から見た絵なんですけど、肩甲骨から肋骨につながっている筋肉があります。
これは小胸筋という筋肉なんですが、猫背の人はこの筋肉が縮んだまま固くなっています。
つまり、この筋肉が硬くなると肩が内側に入ってしまいます。
肩甲骨はがしをするとこの筋肉も同時に伸び縮みをし、猫背が改善されるということです。
代謝が上がり太りにくい身体になる
痩せるには脂肪を燃焼させなければなりません。
そして、筋肉を使えば使うほど脂肪は燃焼されますよね。
肩甲骨を動かすということは、
約20ほどの筋肉を同時に使うということです。
こんなに効率よく代謝を上げてくれるのが肩甲骨はがしです。
さらに、
肩甲骨を動かすことで小胸筋が伸び縮みをし鎖骨付近にあるリンパの流れも良くなるので、顔のむくみなども解消されます。
以上のように、
肩甲骨を動かすメリットは沢山あります。
最後に僕が様々な肩甲骨体操をして、一番効果があると思うものを紹介します。
4つんばいになって、肩甲骨で円を描くように回します。
20回まわしたら、逆に20回まわします。
どうですか?
気持ち悪いですね。笑
ちょっとコツがありますので、難しいと思ったらお気軽にお尋ねください。
僕の場合は後輩に肩甲骨はがしをしてもらっていたのと、自分でも運動をしていたのでここまで動くようになりました。
肩甲骨の動きが良くなると身体がすごく軽くなりますよ。
是非、お試し下さい。
最後まで読んでいただきありがとう御座います!
合掌
ゆるりら治療院では、肩甲骨はがしに背骨筋はがしの施術を加えて、より身体が軽くなる施術をしております。
機会があれば是非お越しください。